血液検査で肝臓の数値(AST,ALT)が高くなったのでエコー検査を受けてみた。

ヘルスケア
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血液検査で見つかった肝臓の数値爆上がり。エコーを受けることになったので、記録しておきます。

AST(GOT)ALT(GPT)が急上昇

AST(GOT)、ALT(GPT)は肝細胞で、γ-GTP は胆管でつくられる酵素で、いずれも「トランスアミナーゼ」と呼ばれます。肝臓でアミノ酸の代謝にかかわる働きをしています。
肝細胞が破壊されると血液中に放出されるため、その量によって肝機能を調べることができます。

AST、ALT

健康な方の血液中にもみられますが、肝臓に障害が起こって肝細胞が壊れると、血液中に流れる量が増えるため、値が上昇します。

心筋や骨格筋、赤血球中などにも多く含まれているASTと比べて、ALTは主に肝臓中に存在しているため、肝細胞の障害の程度を調べるのに適しています。健康な人ではALTよりASTが高値を示しますが、肝障害の場合、ALTの方が高くなります。

https://www.kanen-net.info/kanennet/knowledge/inspection01

AST(GOT)、ALT(GPT)の数値が高い場合

急性肝炎、劇症肝炎、慢性肝炎、アルコール性肝炎、脂肪肝、肝硬変、肝がんなどが考えられるらしいです。

γーGT(γーGTP)の数値が高い場合

急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝がん、アルコール性肝障害、非アルコール性脂肪性肝炎、薬剤性肝障害、胆道系疾患など

今回の数値

日本人間ドック学会・検診判定基準ガイドライン参照

ガイドラインから見ると異常ということになります。

軽度の上昇
(100 IU/I以下)
中程度の上昇
(100〜500 IU/I)
高度の上昇
(500 IU/I以上)
AST>ALT
肝臓がん、肝硬変、アルコール性脂肪肝黄疸など
AST>ALT
アルコール性肝炎、心筋梗塞、筋肉疾患など
AST>ALT
急性肝炎(発症当初)、劇症肝炎、重傷心不全、ショックなど
AST<ALT
慢性肝炎(非活動型)、過栄養脂肪肝など
AST<ALT
慢性肝炎(活動型)など
AST<ALT
急性肝炎(ピーク寺以降)、ウイルス性肝炎、中毒性肝炎など

エコー検査の結果

  • 若干の脂肪肝あり
  • 2.5センチ大の胆石発見

以上

医師の見解

数値は、結構高い傾向にあるが、黄疸が出ていることもなく胆石の痛みもないため、原因は肝臓病の影響とは考えにくいという結果に。

ただ、脂肪肝があるので体重を減らすことと食生活の改善をするように、という指導でした。

今回まれにある、薬の副作用による肝障害ではないかという判断でした。

私の基本スペック

  • 174cm 92kg (2019年より8キロ減量)
  • お酒飲まない(2019年までは、1回の飲酒で日本酒一升瓶程度を嗜むぐらいでしたがやめました)
  • タバコ吸わない
  • 夕食は、野菜サラダだけにしている。
  • 2019年の血液検査でASTは37、ALT 61だった。
  • 現在服用中の薬がある。

処方されている薬で肝臓に関する副作用記述のあるもの

薬名副作用
抑肝散
偽アルドステロン症..だるい、血圧上昇、むくみ、体重増加、手足のしびれ・痛み、筋肉のぴくつき・ふるえ、力が入らない、低カリウム血症。
心不全..息苦しい、息切れ、胸が苦しい、動悸、疲れやすい、むくみ、急な体重増加。
横紋筋融解症..手足のしびれ・けいれん、力が入らない、筋力低下、筋肉痛、歩行困難、赤褐色の尿。
間質性肺炎..から咳、息苦しさ、少し動くと息切れ、発熱。
肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。

【その他】
胃の不快感、食欲不振、吐き気、下痢
発疹、発赤、かゆみ
肝機能値の異常
ロゼレム副作用ではないが、投与に注意する人として記載あり

肝臓の働きが極度に落ちている人は使用できません。肝臓での代謝が遅れ、薬の作用が強くあらわれるためです。
適さないケース..重い肝臓病のある人
注意が必要なケース..肝臓病、重い睡眠時無呼吸症候群、脳に病気のある人、高齢の人など
控えたほうがよいケース..夜中に一時的に起きて仕事をするとき
アナフラニール
悪性症候群(Syndrome malin)..動かず黙り込む、体の硬直、飲み込めない、急激な体温上昇、発汗、頻脈、ふるえ、精神変調、意識障害。
セロトニン症候群..落ち着かない、不安、興奮・混乱、不眠、体の震え・ぴくつき、めまい、発熱、発汗、頻脈、下痢、血圧上昇。
幻覚、せん妄、錯乱、けいれん..本当ではない声や音が聞こえる、実際にいない虫や動物・人が見える、非現実な体験、もうろう状態、混乱・興奮、取り乱す、けいれん
横紋筋融解症..手足のしびれ・こわばり、脱力、筋力低下、筋肉痛、歩行困難、赤褐色の尿。
重い不整脈..動悸、頻脈(120/分以上)、徐脈(50/分以下)、胸の痛みや違和感、胸苦しい、だるい、めまい、立ちくらみ、気が遠くなる、失神。
重い血液成分の異常..発熱、喉の痛み、口内炎、だるい、皮下出血(血豆・青あざ)や鼻血・歯肉出血など出血傾向。
麻痺性イレウス..食欲不振、吐き気、吐く、激しい腹痛、ひどい便秘、お腹がふくれる。
間質性肺炎..から咳、息苦しさ、少し動くと息切れ、発熱。
抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)..だるい、のどが渇く、頭痛、吐き気、けいれん、意識もうろう、気を失う。
肝臓の障害..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。

【その他】
口の渇き、吐き気、食欲不振、便秘、眠気、けん怠感、めまい、ふらつき、立ちくらみ
目のまぶしさ・かすみ、尿が出にくい、低血圧、動悸、頻脈、不整脈
手のふるえ、動作がにぶる、口周囲の異常な動き、発疹、かゆみ
ミルタザピン一番多いのは眠気です。半分くらいの人にあらわれます。その次が、口の渇き、けん怠感、便秘、めまいなどです。これらは軽ければそれほど心配ないと思います。ひどいときは早めに受診してください。そのほか、頭痛や動悸、手のふるえ、体重増加などもときどきみられます。

もし、普通でない不安感や焦燥感、イライラ落ち着かない、気持ちの高ぶり、悪い衝動にかられるなど、精神的な変調が気になるときは、医師と連絡をとり指示をあおいでください。このような気分障害は、とくに飲み始めや薬の量を増やしたときに現れやすいものです。

この系統の特異な副作用として「セロトニン症候群」を起こすことがあります。とくに、他の抗うつ薬との併用時は要注意。発現頻度はきわめてまれですが、下記のような初期症状をふまえ、なにか普段と違う「おかしいな」と感じたら、すぐ医師に連絡してください。

セロトニン症候群..落ち着かない、不安、興奮・混乱、不眠、体の震え・ぴくつき、めまい、発熱、発汗、頻脈、下痢、血圧上昇。
重い血液成分の異常..発熱、喉の痛み、口内炎、だるい、皮下出血(血豆・青あざ)や鼻血・歯肉出血など出血傾向。
けいれん..筋肉のぴくつき、ふるえ、白目、硬直、全身けいれん、意識低下・消失。
肝臓の障害..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。
抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)..だるい、のどが渇く、頭痛、吐き気、けいれん、意識もうろう、気を失う。
重い皮膚・粘膜障害..発疹、発赤、水ぶくれ、うみ、皮がむける、皮膚の熱感や痛み、かゆみ、唇や口内のただれ、のどの痛み、目の充血、発熱、全身けん怠感。
不整脈(QT延長、心室頻拍)..動悸、脈が遅い、脈が速い、脈の乱れ、胸の痛みや違和感、めまい、立ちくらみ、失神。

【その他】眠気、傾眠、倦怠感、めまい、頭痛
口の渇き、便秘、吐き気、腹痛、下痢
手のふるえ、頻尿
食欲亢進、体重増加
動悸、血圧上昇
肝酵素値の上昇
アモキサンカプセル三環系抗うつ薬としては、副作用が少ないほうです。おもなものは、口の渇き、眠気、めまい、立ちくらみ、便秘などです。これらは軽ければそれほど心配いりませんが、ひどいときは早めに受診してください。ほかに、手のふるえ、かすみ目、尿が出にくい、動悸などもみられます。

もし、普通でない不安感や焦燥感、イライラ落ち着かない、気持ちの高ぶり、悪い衝動にかられるなど、精神的な変調が気になるときは、医師と連絡をとり指示をあおいでください。このような気分障害は、とくに飲み始めや薬の量を増やしたときに現れやすいものです。

重い副作用は頻度的にほとんどありませんが、悪性症候群や麻痺性イレウス、重い不整脈などに念のため注意が必要です。下記のような初期症状をふまえ、なにか普段と違う「おかしいな」と感じたら、すぐ医師に連絡してください。

悪性症候群(Syndrome malin)..動かず黙り込む、体の硬直、飲み込めない、急激な体温上昇、発汗、頻脈、ふるえ、精神変調、意識障害。
重い血液成分の異常..発熱、喉の痛み、口内炎、だるい、皮下出血(血豆・青あざ)や鼻血・歯肉出血など出血傾向。
麻痺性イレウス..食欲不振、吐き気、吐く、激しい腹痛、ひどい便秘、お腹がふくれる。
幻覚、せん妄、錯乱、けいれん..本当ではない声や音が聞こえる、実際にいない虫や動物・人が見える、非現実な体験、もうろう状態、混乱・興奮、取り乱す、けいれん
遅発性ジスキネジア..頻回なまばたき、口の周辺がピクピクけいれん、口をすぼめる、口をモグモグさせる、舌のふるえ。
重い皮膚・粘膜障害..発疹、発赤、水ぶくれ、うみ、皮がむける、皮膚の熱感や痛み、かゆみ、唇や口内のただれ、のどの痛み、目の充血、発熱、全身けん怠感。
肝臓の障害..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。
抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)..だるい、のどが渇く、頭痛、吐き気、けいれん、意識もうろう、気を失う。

【その他】
口の渇き、吐き気、食欲不振、便秘
眠気、けん怠感、めまい、ふらつき、立ちくらみ
目のまぶしさ・かすみ、尿が出にくい
低血圧、動悸、頻脈、不整脈
手のふるえ、動作がにぶる
発疹、顔や舌のむくみ

アモキサンカプセルは、湧き上がるようなイライラを毎日感じるようになった為、2ヶ月服用し中止しました。

ミルタザピンは、長く続けていましたが眠気が強い為服用を中止しました。

そのほかの薬は、今回の血液検査でアナフラニール以外は中断しました。アナフラニールは10mgを1日3回の服用にしています。

まとめ

今回の肝臓のエコーにより、肝臓が原因でないと消化器内科の先生にお墨付きをもたったことは少し安心材料でもあります。

消化器内科の先生も、薬による副作用の可能性が高いということで、3週間程度薬を止めてみてまた血液検査で結果を精査するような感じだろうということでした。

薬を止めても変化がない場合は、ウイルス性の肝炎の検査も必要かもしれないねということでした。

まだまだ、余談を許さない部分もありますが、まずは薬の副作用を疑ってみて改善するか結果を待つことにします。

今後も続けて記録していこうと思います。

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