適応障害・うつ病

うつ病と向き合う日々:私の現在の症状と治療の記録(2025年9月)

適応障害・うつ病
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この記事は、うつ病と長期間付き合っている私の記録です。

正直に言うと、文章を書くのも辛いですが、少し落ち着いているのでまとめておこうと思います。

同じような状況にいる人に「あ、これ分かる」と思ってもらえるかもしれないし、一人じゃないって感じてもらえるかもしれない。そう思って書いていきます。

感情が麻痺している状態なので、泣きながら書いたり、怒りながら書いたりはしていません。ただ淡々と、今の現実を記録しています。

今の症状

毎日が重い

朝起きてから夜寝るまで、ずっと気分が落ち込んでいます。途切れることがありません。

一番きついのは、自分を責める気持ちです。何をしても「自分がダメだから」「自分の存在に価値がない」「自分が嫌い」という考えがぐるぐる回っています。これは24時間365日続いています。

将来への不安もあります。漠然とした恐怖感。時々、死にたいと思うこともあります。別に劇的に考えているわけではなく、ただそういう考えが頭をよぎる、という感じです。

眠れない日々

寝るのに毎晩2時間以上かかります。やっと眠れても、3回くらいは目が覚めます。結局、5時間くらいしか眠れていません。

悪夢をよく見ます。内容は色々ですが、目覚めた時にどっと疲れが出ます。眠っても休んだ気がしない毎日です。

悪夢

コレがかなりの割合を占めています。
毎晩見る悪夢がリアルすぎるために、日中の行動に制限が出ています。もう何年休まずに悪夢を見ているのでしょうか。

駅のホームで知らない人に刺されて死ぬ。刺されたところから温かい血液がでて押さえるとヌルっとしてて心臓の動きとともに血液が溢れ出るのです。こんな夢何回も見ていると、実際の駅に行くとこの夢が本当に起こるのではと錯覚を覚えるのですが、それも何ヶ月、何年と続くとそれが現実で怒っていることなのか、夢なのかがわからなくなってしまうのです。

他にも悪夢はリアルすぎてこれ以上は、読んでいる人も気分を害するかもしれませんので、書きませんがトラウマに関することも夢でよく見ます。

さらに、喧嘩や高いところから落ちる夢では、寝ながら暴れてベッド横にある花瓶を蹴って割ってしまったり、ベッドから飛び降りで足をけがしたりと、酷いものです。

何も楽しくない

前は好きだったことが、全部どうでもよくなりました。趣味も友達と会うことも、外に出ることも。何をしても「楽しい」という感情が出てきません。

外出は特に辛いです。カウンセリングで分かったのですが、私のうつ病は過去のトラウマが原因です。パワハラを受けた職場、人間関係で傷ついた場所、20代で両親を亡くした時の記憶に関連する場所や状況、悪夢。そういうトリガーが生活圏内にたくさんあるので、外に出るのが怖いです。

トリガーを避けようとしても、完全には避けられない。だから症状も良くならない。この悪循環にはまっています。

体の状態

食欲は普通にあります。食べないと体に悪いし、周りに心配かけるから、無理にでも食べています。

でも、毎日すごく疲れています。何もしていないのに体が重くて、鉛でも入っているような感じです。慢性的な疲労感がずっと続いています。

少しだけ変わったこと

前は本を読むことすらできませんでしたが、今はゆっくりなら読めます。YouTubeも見られます。AIと壁打ちしたり、調子がいい時はこうやってブログを書いたりもできます。

ただし、これらをしていても感情は動きません。面白い動画を見ても笑わないし、悲しい話を聞いても泣きません。感情が麻痺している感じです。でも、前よりは少し集中できるようになったのは確かです。小さな変化ですが。

治療について

現状維持

10月に障害者手帳と自立支援医療の更新があります。先日もらった診断書には「症状不変」と書かれていました。

これは私の実感とも合っています。良くなってもいないし、悪くなってもいない。ただ現状維持。治療を受けているけれど、根本的な改善には至っていません。

現在の処方薬の内容

薬名用量効果・効能
イフェクサーSRカプセル75mg × 2カプセル + 37.5mg × 1カプセル(合計187.5mg/日)抗うつ薬(SNRI)。気分の落ち込み、不安感、意欲低下を改善
ロラゼパム錠0.5mg × 1錠抗不安薬。強い不安や緊張を和らげ、気持ちを落ち着ける
ビペリデン塩酸塩錠1mg × 1錠抗パーキンソン薬。抗精神病薬の副作用(手の震え、筋肉のこわばり)を軽減
トラゾドン塩酸塩錠25mg × 4錠(合計100mg)抗うつ薬(SARI)。不安・抑うつを和らげ、眠りを助ける
ハロペリドール錠1mgの0.5錠(0.5mg)抗精神病薬。幻覚・妄想・興奮を抑え、精神状態を安定させる

※この処方は、現在の私に対してのものなので、他の人に合うということではありません。必ず医師と相談し医師の指導の通りに服薬してください。

カウンセリング

現在もカウンセリングを受けています。私のうつ病の根っこにトラウマがあることがわかっています。
しかし、基本的には傾聴です。好きなことを話しています。悪夢やトラウマについて感じることを話します。

時には、話すのも辛くなることもありますが、回数を重ねてある程度は内容を濁すことなく話せるようになりました。

カウンセラーとの相性も重要だということは確かです。
1年以上続けてきましたが、そう簡単にいかないことは、カウンセラーと話をしているので、どうこう考えるのではなく、ただただ話すだけを繰り返しています。

そこに気づきがたまにあるって感じです。

同じ悩みの人へ

もしこれを読んでいるあなたも長い間うつ病と付き合っているなら、きっと私の話と同じ部分があったかもしれませんね。

「治らない」「変わらない」「進歩がない」そんな日々が続いていても、それでもあなたは今日まで生きてきた。それだけでも十分すごいことだと思います。

私も症状は変わりませんが、それでも毎日なんとか過ごしています。劇的な変化はないけれど、本が読めるようになったり、AIと話したりできるようになった。そういう小さなことでも、変化は変化です。

周りの人にも

もしあなたの周りにうつ病で苦しんでいる人がいるなら、その人の苦しみが目に見えないものであることを知っていてほしいです。特に長期間患っている人は、「まだ治らないの?」という言葉に深く傷つきます。

ただそばにいてくれるだけで、理解しようとしてくれるだけで、救われることがあります。

最後に

この記事が、同じような状況にいる人にとって「一人じゃない」と感じられるきっかけになればいいなと思います。

私の症状はまだ「不変」ですが、それでも今日を過ごし、明日も過ごしていくつもりです。焦らず、諦めず、でも無理もせず。自分のペースで。

完全に良くなるかどうかは分からないけれど、今できることを少しずつやっていく。それが今の私にできることです。

読んでくれてありがとうございました。また調子がいい時に、続きを書くかもしれません。

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