抑うつ状態と診断され、診断書を会社に提出し休職となりました。
休職中から現在までの状態を記録しておきます。
適応障害で抑うつ状態
初期の症状(2020/01月から02月の状況)
- 睡眠障害(入眠に1時間以上、中途覚醒4回以上、起床時間1時間以上前に起きる。実質寝ているのは2~3時間程度だった。)
- 食欲不振(とにかく、食欲があまりないので、ゆっくり食べるようになった。そのおかげか、少しの量でお腹いっぱいになるようになり、だんだん食べる量が減り体重も減ってきた)
- 悪夢(人に殺される夢や裏切られる夢、高層ビルから落とされるなど、死に関係するものや過去のトラウマがよみがえる)
- 料理ができない(料理好きで普段調理もしていたが、ある日突然できなくなった。フライパンで焼いているものを裏返すという行為がどうやっていいのかわからなくなる)
- 買い物ができない(ほしいものと違うものを買ってしまったり、レジでの支払いでお金の感覚がわからずお札を出して払う。小銭がいっぱいたまるようになって、月末に小銭を銀行に入金する手間が増えた。)
- 外出できない(買い物ができなかったらどうしようという恐怖や感染症に関する恐怖などで、外に出ることが億劫になる。着替えも面倒になり一日中家に引きこもる)
- 朝起きれない(朝は、鉄のように体が重い。自分の力で起きれない。100キロ以上のダンベルがのっかっているような感覚)
- 風呂に入れない(風呂に入ろうと思っても、服を脱ぐ行為がとても苦痛になる。しかし、不快も増すのでできるだけ風呂に入るように一大決心をしなければいけなくなった)
- ネガティブ思考(なんでも悪いほうに考える。自己肯定感がなく、自分の存在意義について考える。これがひどくなると自殺へたどるのではないかと考えられるが、私の場合、そんな勇気がないため自分の弱さに嫌気がさして、さらに落ち込む。)
- 読書ができない(読書を始めてもページをめくると先の内容を覚えていない。そのため、また戻って読み始める。次第に内容が理解できないので読むことをあきらめる)
と、あげればキリがないぐらい。
いつもできたことが何故かできない。
できないために、自分がダメ人間になってしまったと、ネガティブな思考に落ち込む。
生きている意味や自分の存在感などを考え始め、負のスパイラルへ入り込み、どんどん落ちていく。
薬
2020/01/10 7日分
- サインバルタカプセル 20mg 1錠(夕食後)
- エスタゾラム 2mg 2錠(就寝前)
2020/01/10 7日分
- サインバルタカプセル 20mg 1錠(夕食後)
- エスタゾラム 2mg 2錠(就寝前)
※2週間は上記の薬で様子見。しかし、改善はない。
2020/01/24 7日分
- サインバルタカプセル 20mg 2錠(夕食後)
- エスタゾラム2mg 2錠(就寝前)
- トラゾドン 25mg 1錠(就寝前)
2020/01/31 7日分
- サインバルタカプセル 20mg 2錠(夕食後)
- エスタゾラム2mg 2錠(就寝前)
- トラゾドン 0.5mg 1錠(就寝前)
2020/02/14 7日分 担当医 変更
- サインバルタカプセル 20mg 2錠(夕食後)
- エスタゾラム2mg 2錠(就寝前)
- トラゾドン25mg 0.5mg 1錠(就寝前)
※担当医が変わった。のちのちこれが少し良いほうに変化する。
2020/02/21 7日分
- サインバルタカプセル20mg 2錠(夕食後)
- エスタゾラム2mg 2錠(就寝前)
- トラゾドン25mg 0.5錠(就寝前)
- カロナール300mg 2錠 (頓服痛み止め)
※頭痛がひどいため痛み止めでカロナールを処方してもらった。
2020/02/28 7日分
- サインバルタカプセル 20mg 2錠(夕食後)
- エスタゾラム2mg 2錠(就寝前)
- トラゾドン25mg 1錠(就寝前)
薬の効能
サインバルタカプセル20㎎
気持ちを楽にして意欲を高める。痛みを和らげる作用がある。
脳に情報を伝える物質、ノンアドレナリンやセロトニンの働きを改善し、情緒を安定させる、
中枢神経の痛みを抑える経路に働きかけ、痛みを和らげる作用もあります。
エスタゾラム錠2㎎
脳内で作用をすることにより、寝つきを抑止、睡眠を持続させるベンゾジアゼピン系の薬。
不眠症の治療に用いられる。麻酔前に使用されることがあります。
1日1回4㎎まで。
トラゾドン25㎎
セロトニンの再取り込み阻害作用を示し、抗不安・鎮静作用により、憂鬱な気持ちや落ち込んでいる気分を和らげます。
通常、うつ病・うつ状態の治療に使用されます。
1日8錠200㎎まで。
カロナール錠300㎎
中枢神経に働きかけて解熱鎮痛効果を発揮します。また体温調節中枢に直接作用して熱放散を増大させて熱を下げます。
通常、頭痛、腰痛、歯痛、変形性関節症などの鎮痛、急性上気道炎、小児科領域の解熱・鎮痛に用いられます。
まとめ
適応障害と診断後の処方された薬と自分自身の症状をまとめました。
とにかく、どんどん悪くなる感じが怖かったです。
初めて抑うつ状態という状況を認識し、できないことがどんどん増えていくことがとにかく怖い。
自分が痴呆になったのか?
何かとてつもない事が脳に起こっているのではないかと、悪いほう悪いほうへ考えていき、自分の存在意義がないことに幻滅する思考になっていきました。
これを書いている今も、不安定ではあるのですが、1月~2月は一番しんどい時期でした。
薬を処方してもらって量が増えていくのですが、全く改善しない。さらに言えばどんどんしんどくなるというのが、自分自身の感覚でした。
もし、これを読んでいるあなたが、同じような症状がある場合、コロナ鬱というのが言われていますので、ひどくなる前に心療内科を受診して相談するのがいいかと思います。
私が、根性や気合いで乗り越えるとか、甘えてるというような意識がもしあるのなら、すぐに捨てるべきです。
周りの理解や偏見は多くあります。でも、勇気を出して受診することが私みたいに落ちていくことはなく、早く回復への道が開けると思います。
私は、3月あたりから少し気分に波ができるようになってきたのですが、それがまた振り幅があり助走がついた分、落ちる際は以前より落ちるという恐怖を再度感じています。
次回は、3月~4月の薬の変化と体調の変化についてまとめてみます。
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