この記事のあらすじ
- 体に合う睡眠薬探しの旅、ミルタザピン(リフレックス)を処方され試し始める。(2020年10月)
- ロゼレムとクロチアゼパムを合わせてた頃は、悪夢と中途覚醒を繰り返していた。
- その後、ロゼレムとクエチアピンを合わせてみたら、睡眠は深くなり中途覚醒も減ったが日中の眠気が取れず今回のミルタザピンへ変更することとなった。
- 結局、ロゼレムとミルタザピンを半年続けたが、当初はうまく睡眠が取れていたが結局仮眠傾向になり、さらに血液検査で肝臓の数値が上昇し一時断薬となる
ミルタザピン15mg「ファイザー」

ファイザー ミルタザピン15mg
【作用と効果】
脳内のノルアドレナリン・セロトニンの神経伝達を増強することにより、気分を和らげ、不安、いらいら、不眠などの症状を改善します。
通常、うつ病・うつ状態の治療に用いられます。
服用した感想と効果
リフレックス(一般名:ミルタザピン)は、NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)に分類される新しい抗うつ剤になります。
初めてこの薬を服用すると、ぐっすり寝ることができました。
しかし、2日3日と飲んでいるうちにだんだん朝起きれなくなってしまい、日中の眠気も強くほとんど活動が出来ず寝てばっかりいる状態になってしまいました。
そこで、半錠に割って飲むようにしたら、入眠までの時間は伸びたけど、日中の眠気も多少は抑えられるようになり眠気のコントロールが可能になってきました。
ミルタザピンを少量から試して増やしていく予定でしたが、仮眠傾向が強いために半錠とロゼレムという組み合わせパターンで当面過ごすことになりました。
とにかく、睡眠時間と深い眠りには満足だったが、とにかくずっと眠いのが問題になってきました。日中活動することが出来ないという問題で、一日中ベッドから出れない状態へ。
そのため、少量とロゼレムを半年続けることになっていくが、比較的体がなれてきているのも有り、うまくミルタザピンの量を調整することができれば、なんとか昼の活動も可能になってきました。
ネガティブ思考も減っていき、少し自分でも光が見えてきたかなと感じたときに、血圧上がり脈拍が早くるようになってきたこともあり、血液検査をすることになりました。
血液検査をすると肝臓の数値がかなり上がってしまい、黄疸が出てもおかしくない数値ということで、急遽抗うつ薬も含めすべての薬を徐々に減らして断薬することになりました。
血液検査で肝臓の数値がもとに戻ったこともあり、服用を再開するわけですが、どの薬が原因変わらないということで、ココまで良くなりつつあった体調も悪化し、イチから薬の選定をすることとなりました。
良かった点
日中の仮眠傾向はあるものの、ネガティブ思考が若干改善されてつつあるのを実感できました。
悪かった点
仮眠傾向が強いこと、後に脈拍や血圧が高くなり、血液検査では肝臓の数値まで上がってしまった。これがミルタザピンの副作用なのかその他の抗うつ薬が原因かわからないが、全ての薬を徐々に減らして血液検査で数値が下がるのを待つことに。(すべての薬を彈藥すると肝臓の数値下がった。コレが原因でさらに薬選びが難しくなり、回復難航の兆し)
まとめ
睡眠薬は、効き目の短いものから長いものまでがあり、このミルタザピン(リフレックス)は抗うつ薬ではありますが、副作用に眠気が強いこともあり睡眠前に服用して睡眠を取る効果を狙うようです。
当然、僕もその副作用にどっぷりとハマり、日中まで起きれないぐらい効果があったわけです。さらに抗うつ薬ですのでネガティブ思考も減ってきたという良い面が出ていました。
このまま、日中の眠気に慣れていけば、回復の波に乗れたのかもしれませんが、あいにく他の副作用により肝臓の数値が上がってしまいミルタザピンも弾薬することになりました。
そこから、精神的にも不安定になりさらにうつ状態が強くなり希死念慮も強くなり最悪な時期を過ごしてしまいました。
しかし、今までの睡眠薬なども合わせて考えてみると、寝ることと精神の安定を総合的に見るとこのミルタザピンが一番良かったのではないかなと思っています。
問題は、日中の眠気だけ乗り切れるかどうか。あとは、副作用に合わないかどうか。コレも運次第かもしれません。
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